食品トレーサビリティに関するアンケート結果

食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会 事務局

I.実施概要

1.目的
 この調査の目的は、食品のトレーサビリティを実現するためのトレーサビリティシステムの導入、運用にあたり、現状の問題点を把握することです。特にトレーサビリティシステム間や取引における一定のルール作り(標準化)は、食品トレーサビリティを実現する上で最も重要な課題の1つであると当協議会では考えております。そこで、この調査を行うことにより、食品トレーサビリティの円滑な推進に役立てていきたいと考えております。

2.実施期間
  2003年11月4日〜12月31日

3.実施方法

  1. アンケート依頼者に対して、郵送で調査票「食品トレーサビリティに関するアンケート」を送付。
  2. 食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会のHPにアクセスし、Web上にて記入。

4.アンケート回収状況
(1)アンケート回収結果

アンケート依頼先 依頼数 回収数 回収率
生産者 17 4 23.5%
出荷団体 33 5 15.2%
卸売・流通・販売 39 12 30.8%
食品メーカー 22 8 36.4%
業界団体 33 8 24.2%
システム関係(ソフト、ハード系含む) 123 42 34.1%
その他 28 9 32.1%
合 計 295 88 29.8%

注1:回収数には、1社から複数人の回答があったものも含む。
注2:「その他」には農業資材関係業者、学校関係者、出版関係者等が含まれる。

(2)アンケート回答者の職業別構成比

注1:同一企業・団体から複数人の回答があった場合、1団体として数えた。
注2:「その他」には農業資材関係業者、学校関係者、出版関係者等が含まれる。

U.トレーサビリティに対する考え方について

 ※調査対象:全体

問1.「トレーサビリティは必要なときに商品やその原材料、内容について追跡できればよい」という考え方について、どのよに思いますか。(1つだけ選択)

問2.食品の安全性に関する事件や品質欠陥といった事件が起こったとき、トレーサビリティにより次のことが可能になると思いますか。(問毎に1つだけ選択)

*フードチェーン:
農業者−食品加工業者−食品小売業者−消費の一連のつながり。この連鎖関係を「農場から食卓」と表現することもある。

問3.消費者の要望を満たすために、トレーサビリティは次のことを可能にすると思いますか。(問毎に1つだけ選択)

問4.経営・管理手段の一部として、トレーサビリティは次のことを可能にすると思いますか。(問毎に1つだけ選択)

問5.食品トレーサビリティシステムの標準化(相互運用性の確立)は必要であると思いますか。(1つだけ選択)

問6.食品トレーサビリティに基づくトレーサビリティシステムで提供される情報については「@全体で標準化されるべき取引や所在に係わる【流通履歴情報】」と「A品目毎にそれぞれの業界の性質にあった生産(栽培)履歴や加工管理、原材料情報といった【安全管理情報】」とに分けるという考え方について、どのように思いますか。(1つだけ選択)

 

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